新型肺炎感染者に「低カリウム血症」を確認。カリウムを多く含む食品は?

新型肺炎感染者に「低カリウム血症」を確認。カリウムを多く含む食品は?

中国の研究チームの最新情報がタイメディカルニュースに掲載されていました。

明らかになったことは

ほぼすべてのCovid-19患者に「低カリウム血症」が存在すること

です。(出典:Covid-19 Research 2009年3月9日)

 

2月の時点で一度海藻「アオサ」が話題になったことはご存知でしょうか?

愛知県の中部大学による研究結果でアオサの成分がヒトコロナウィルスの効果があるといってアオサが大量に売れたニュースです。

このアオサの情報がSNSで拡散され、今回の新型肺炎にも効くと考えられ、続々と商品が売れました。しかしこれは新型肺炎に効くというものではなく、「意図した内容と違う捉え方をされ、反響が大きくなり、ご迷惑をおかけしてしまい、取り下げました」として、中部大学も研究結果を発表したHP含め資料を削除され、現在では見ることが出来なくなっています。

しかし、今回の中国の研究チームの情報が正しいならば、海藻はカリウムを多く含むので、意味があるということになりますので、この論文の内容をご紹介したいと思います。

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最新情報の概要

ドンチェン博士が率いる大学の研究者による新しいCovid-19の研究により、

Covid-19患者のほぼすべてが低カリウム血症を示し、カリウムイオンの補給が回復に役立つ多くの要因の1つである

ことが明らかになりました。低カリウム血症とは、血液中のカリウム濃度が3.5mEg/L以下に低下した状態をいいます。

軽度の低カリウムは通常、症状を引き起こしません。

症状は以下になります。

・筋力低下

・自律神経失調

・筋肉痛

・悪心

・嘔吐

・便秘

・けいれん

・呼吸筋麻痺

・筋肉けいれん

・不整脈

・麻痺性腸閉塞

 

この中でも主な症状は、筋力低下、筋肉痛、悪心、嘔吐、便秘、けいれんから重度になると麻痺性腸閉塞にまで至ります。

また、対応が遅くなると心停止を引き起こす可能性があるとのことです。

SARS-CoV-2コロナウイルスはACE2受容体を介してヒト細胞を攻撃するため、レニン-アンジオテンシン系(RAS)も攻撃し、特にカリウムイオンの電解質レベルを低下させることもわかりました。

温州病院と共同で175人の患者を対象にした研究では、ほとんどすべての患者が低カリウム血症を示し、すでに低カリウム血症にかかっていた患者の場合、疾患が進行するにつれて状況はさらに悪化しました。

しかし、この研究から、患者はカリウムイオンサプリメントによく反応し、回復する可能性が高いことがわかりました。

武漢、上海、広東のさまざまな病院の医師も同様の発生を目撃しており、カリウムイオン補給が患者の回復に役立つことも発見したということです。

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カリウムを多く含んでいる食品など

そこで、カリウムを多く含む食品をご紹介したいと思います。

ただ、腎機能が低下すると、電解質の1つであるカリウムの排泄も減少し、「高カリウム血症」になってしまいますので、腎機能が低下しているかたはお気を付けください。

果物:バナナが最も多く、なつみかん、メロンなどが続きます。干し柿、100%ジュースも多いです。

野菜・いも:いも類は全体的に多く、特に里芋が一番多く含みます。かぼちゃ、にら、水菜、なす、白菜、セロリ、キャベツも比較的多く、切干大根やかぶなども多く含みます。

肉・魚:すべて比較的多く含まれます。特にお刺身などです。

主食:麺

海藻類など:とろろ昆布、干しひじき、納豆、海藻類

調味料:黒砂糖、だし

乳製品:牛乳

お菓子:スィートポテト、あんみつ

飲み物:トマトジュース、野菜ジュース、豆乳、日本茶(玉露)、黒ビール ペットボトルのお茶やスポーツドリンクはそれほど多くありません。

参考:東京女子医科大学病院 腎臓内科HP引用

まとめ

新たな研究により、海外の情報は日本よりも進んで発信されてきています。

海外の情報を参考に、役立つ情報や正しい情報を出来る限り日本でも拡散してくれるよう、メディアには願うばかりです。

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