福島県で放射能の検査をしない牛が本格的に流通する「国産牛」の罠に注意

福島県で放射能の検査をしない牛が本格的に流通する「国産牛」の罠に注意

2019年12月に2020年度以降、福島県の県産肉用肥育牛の放射性物質検査について全頭検査を緩和する方針案を示している、とニュースで報道されました。

 

2011年の事件を覚えていますでしょうか。もしくは知らない人もいるかと思いますが、

横浜市の給食に汚染牛が出されていたという事件です。

原発事故後、飯館村(浪江町の隣)で臨時の競りがひらかれ、汚染牛が全部売られ、横浜の給食で出されて6.7万人もの児童が食べたのです。現在は確かにその時よりは変わっているかもしれませんが、報道されなければわからない私達が、安全だ、安全ではないと言い切れる根拠はどこにもありません。

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放射能汚染はなかったことにされている事実

最近のニュースではむしろ放射能汚染はなかったことのように報道自体がされません。また、事実を報道したり反対意見をあげると「風評被害」と言われ、そういった放送を流した番組が終了したり、職を追われてしまう人もいるため、声高に伝えることは出来ないのが現在の日本です。

「美味しんぼ」は、福島の特集をした後に連載終了にさせられました。

何年たっても福島原発が収束していないということはその近辺の汚染状態はいかがなものなのでしょうか。現在食料品で検査をされているヨウ素やセシウムですが、それ以外の放射線物質の検査(ストロンチウムなど)は検査されていないので、他の放射線物質が食べ物に入っていても知らずに食べていることになるわけです。ちなみに、放射性ヨウ素の暫定規制値は肉についてはありません。

ですので、はっきりとわからない以上は、

これまで通り全頭検査を実施することは選ぶ側にも、そして供給する側にとっても意味があることだと感じられます。

 

今でも汚染されている土地や出荷停止の作物

では、放射能検査をしないということはその土地が安全だ、という認識だと思われますが、実際は、安全な場所もありますが、まだまだ土地は汚染されている場所もあるわけです。

詳しく調べられているかたのSNSを見ていると、放射能が高い危ない場所は現在でも存在しています。

また、出荷停止の作物があることもご存知でしょうか?

こちらのサイトから確認することが出来ますが、いまだに出荷停止の作物が当然ながらあります。

https://www.new-fukushima.jp/storage/pdf/subject.pdf

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「希望の牧場・ふくしま」の肉はいずこへ?

希望の牧場・ふくしまをご存知でしょうか。福島県の旧警戒区域内に取り残された被ばく牛の保護・飼育、牛の世話を続ける農家の支援をしている団体です。

「被災地に残された命をつなぐ」と、一見動物愛護者のように見えますが、実態はこのような状況となっており目を覆いたくなる事実であふれているようです。

ここには汚染された牛が沢山集まってきて、そして死んでいきます。

では、その死んだ汚染牛はどこへ行くと思いますか?埋葬されると思いますか?そして、福島では牛の全頭検査をしなくなるとどうなるでしょうか。

 

「国産牛」の罠

今回のニュースで放射能の検査をほぼしない牛が本格的に流通することが懸念されます。

現在、日米貿易協定によって米国牛は危ないということはご存知かと思います。

だからといって、「国産牛」も安全ではなくなるということがおわかりいただけるかと思います。

スーパーなどではまだ国産牛でも選んで購入することは可能ですが、外食となったらそうもいきません。結局どこのものかわからずに「国産牛」という言葉に安心して口に入れることになるかもしれません。是非このような事実があることを知っておいてください。

 

今後の行動として

安全な食べ物は自分で確保する時代になりました。

余談になりますが、30年前くらいに愛知県を中心に病死した牛の肉が県内の学校給食に出回ったこともあります。これは病死肉を運搬するトラックが交通事故を起こし、道路に病死肉が散乱したことで発覚していますが、こういった廃棄物の横流しをしている業者があるということを私達は忘れてはいけません。

また、このような牛の肉が出回っているということも知っておいてください。

 

福島県の中でも西のほうでは安全な地域も沢山あります。

沢山の情報の中から消費者側は見極めながら買い物をしていかなければ気が付いた時にはもう遅いかもしれません。

 

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