独身で賃貸のマンションに住んでいると、毎月払っている家賃が勿体ないな‥‥と考えることはありませんか?
実際私もマンションを購入したきっかけの一つは家賃でした。
マンションの購入を考えた場合、独身に最適な間取りとは一体どのような間取りだと思いますか?2回マンション売買経験があるライターが独身にとっての最適な間取りをご提案したいと思います。
目次
独身マンション購入 最適な間取りとは?

まず、1人暮らしのマンション購入自体はお得なのかどうか?メリットデメリットで迷っている場合は別の記事に記載していますので、参考にしてみてください。
いざ、独身でマンションを購入しよう!といった場合の最適な間取りは、
- これから将来にかけて予想される環境変化を加味して購入する
ことが重要です。
予想される環境変化について、3つの独身のケースを考えてみたいと思います。
- 現在結婚するつもりがないが結婚するかもしれない20代~30代独身の場合
- 現在40代以上で結婚するつもりが全くない独身の場合
- 現在シングルで子供がいる独身の場合
これらの場合、間取りの希望が変わってきます。具体的に見ていきます。
①現在結婚するつもりがないが結婚するかもしれない20代~30代独身の場合の最適な間取り
現在は独身で年齢も若いためおそらく広さだけで考えると1LDKがよいでしょう。
ただ、結婚を考えている人がいる、もしくは同棲や今後一緒に住むかもしれない人がいることや結婚をすること、また、住んでいる場所を気軽に変えたい場合を考えると、2LDK以上という選択肢もありえます。
誰かと一緒にこれから暮らすことを考えると1LDKでは狭すぎてしまう場合もあります。
子供が出来た場合はなおさらですね!
また、今後の売却を考えた場合は、1LDKはあまり売買には適していませんので、買換えなども検討するならば2LDK以上をおすすめします。
②現在40代以上で結婚するつもりが全くない独身の場合の最適な間取り
現在既に結婚するつもりは全くない40代以上の場合は一生住むことを考えて1LDKの築浅物件(可能であればリフォーム・リノベ済み)がおすすめです。
まず、新築物件は価格の下落率が高いので、キレイであれば新築でなければいけないということでもありません。
ただ、将来一生住み続けることを仮定した場合は数十年先を見越すと、築30年以上の物件は40代の自分が80代になった際に築70年の物件になるわけですから、大規模修繕が控えていたり、その際に住む場所がなくなってしまう危険もあります。
是非、自分が80歳の時・90歳の時、40年後も住み続けられることを考えて購入することを視野にいれてください。
③現在シングルで子供がいる独身の場合の最適な間取り
現在はシングルで子供がいる場合で、もしマンション購入を考えていてローンが下りるのであれば、2LDK以上をおすすめします。
これは、子供部屋を一つ作っておいたほうがよいという理由があります。
もう一つの理由は、先ほども述べましたが1LDKよりは売買するときの需要が高いことです。
また、シングルの場合は、物件購入自体が「保険金」の代わりになりうるという位置づけでもあります。
マンションを購入するときには、住宅ローンを組む際に一緒に「団体信用生命保険」に加入する人が殆どです。
このローン返済用の保険に加入すると、死亡や高度障害、三大疾病にかかった場合にローン残額が完済されます。(三大疾病などは特約の場合が多いです。)
ということは、自分が事故などにあった場合に、子供へマンションが残ることになります。
独身マンション購入実際の例

実際ライター自身は3番目の理由で一度マンションを購入しました。
子供のために資産を残したいためです。(家賃が勿体ないと思ったことも理由のうちですが。)
とはいえ、状況が変わり売買をしたのですが、購入した場所が土地の価格が20年以上下がらない場所へ購入したので、売買価格も購入価格と変わらずに販売することが出来ました。
その時に購入した間取りが2LDKだったのですが48平米で、当時は住宅ローン減税もきかない広さだったので後々失敗したなぁと思っていました。(現在は40平米でもいけるそうです。2022年末まで延長)
そこで、2度目に購入したのは3LDKの物件でした。こちらは状況が変わり、自分の両親も含めて住むことを考えたからでしたが、結局3LDKくらいになると売買する人の幅も広がり、売買の時はスムーズなほうだったと思います。
売買の話はまた別途記事にしたいと思います。
なかなか特殊なケースではありますが、間取りの参考にしてください。
まとめ
マンションの購入を考えた場合、独身に最適な間取りとは一体どのような間取りかをお伝えしてきました。
おそらく現在の住環境によって全く変わってくるとは思いますが、購入する場所やタイミングを間違えなければ過去のようにマイホームは一生ものでもない時代です。是非、上手に売買してもらえたら嬉しいです。