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年末調整2020基礎控除申告書の書類の書き方とは?簡単に解説。

年末調整2020年度では、各書類に大きな変更が生じています。この記事では、変更があった年末調整の中の基礎控除申告書の書類の書き方を簡単に解説したいと思います。

給与所得者の基礎控除申告書の書類の書き方

2020年度の年末調整から、基礎控除の金額に変更がありましたので、申告書の書き方も変更になりました。

基礎控除申告書と、配偶者控除等申告書と、所得金額調整控除

が、三位一体となった用紙となります。

基本的に、青い枠の部分が基礎控除申告書の記載部分となります。

必要な項目は、一番上部の名前と住所・押印部分。

それから左下の基礎控除申告書部分です。

①収入金額を記載

②下記内容を確認して計算をします。

同じ表ですが、前年度と比較した表になります。

③給与所得以外の所得があった場合に、記載します。その合計額によって控除額の計算にいきます。

④あてはまる金額にチェックをつけます。

⑤所得金額に記載ある区分(A)~(C)を記載します。これは、右側の配偶者控除の時に使うものなので、配偶者控除がない場合は記載必要はありません。

⑥左の表を参考に、48万、32万、16万を記載します。

記載箇所は以上となります。

国税庁HP資料

基礎控除申告書が変わった理由

さて、上記の書類が変わり、年末調整に変更があった理由は2020年1月1日より、基礎控除と給与所得控除の2つの控除金額が改正されたからになります。

内容としては、基礎控除は控除額がアップしました。
「基礎控除」は、所得税の金額を計算する際に差し引くことができる控除で、フリーランスや自営業なども含めて全ての人に適用されます
2019年までの基礎控除額は、所得額に関わらず一律で38万円でした。

この、基礎控除の金額が10万円UPしたため、最高で48万円になりました。つまり、対象者は減税になります。

ただ、2020年から基礎控除には所得制限が設けられました。
合計所得が2,400万円超の高所得者は段階的に控除額が引き下げられ、2,500万円超の所得者は基礎控除額が0円になります。収入が多い人は増税になったということです。

次に、給与所得控除とは、会社員や公務員などの給料から一定額を必要経費とみなして「給与等の収入金額」から差し引くものなのですが、年末調整2020からは控除額の最低額は改正前より10万円引き下げられ、55万円になりました。つまり、増税になります。

これらの結果をまとめますと、

合計所得850万円以下の人は基礎控除の減税と給与所得控除の増税が相殺されて、税額は2019年以前と変わらない。

合計所得850万円超の人は、基礎控除の減額とあわせて負担増となっています。

負担増を和らげるための例外として、給与等の収入金額が850万円超の人のうち、3つの条件のいずれかに当てはまる場合は、新たに設けられた「所得金額調整控除」が適用になります。(これは基礎控除申告書の一番下に蘭がありますので、また別途説明記事を記載したいと思います。)

まとめ

今年度の年末調整の改正では給与所得が多いかたにとっては増税となるというものでした。給与所得に関する控除に関しては知らず知らずのうちに改正が行われ、給与額が変わらなくても手取りが減っているという現状ではないでしょうか。給与所得者のかたに知ってほしいのはこれらを決めているのが政治ということです。厚生年金保険料もここ13年間で35%UPしています。現在のままでよいのか?あらゆる視点から考える時期が来ているかもしれません。

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