福島原発事故の汚染牧草を宮城の農地へすき込み!自分の身を守る放射能の知識をわかりやすく解説

福島原発事故の汚染牧草を宮城の農地へすき込み!自分の身を守る放射能の知識をわかりやすく解説

2019年11月8日恐ろしいニュースが仙台放送で流れました。

「福島第一原発事故で発生した汚染牧草を南三陸町ですき込み開始・農家が保管順次処理へ(宮城)」というものです。

ヤフーでは一度取り上げたものの記事は削除されています。

福島第一原発の事故によって発生した放射性物質を含む牧草「汚染牧草」が11月8日に1.4トンが510平方メートルの牧草地へすき込まれました。

そもそも南三陸町では現在1キロ当たり400ベクレル未満の放射性物質を含む汚染牧草が276.7トン、16軒の農家が保管していました。そのうちの1軒が対象となり、すき込んだ場所へ種をまき、放射性物質の移行を調べるそうです。

恐ろしいのはここが「農地」であるということです。例えばここで牧草を育てた場合、それを食べた家畜は汚染されます。

勿論、野菜などを育てた場合なども考えるのも恐ろしいです。

400ベクレル未満ならOKと判断した南三陸町、政府はどんな根拠によりこの作業を進めているのかが不審でなりません。

また、宮城県大崎市の宮崎県畜産試験場では汚染牧草を場内の草地にすき込む処理を2017年から開始していて、周辺住民に事前の説明なく

259トン中124トンをすき込み完了していました。

こちらは試験場のある大崎市の住民にばれて初めて説明会を開き、住民たちが地下水を飲んでいることから健康被害への不信の声により今後の計画を白紙にした、と2019年9月に河北新報で報じられました。

このように、政府や自治体は秘密裡に放射能汚染したものを広げています。

自分の身を自分で守る時代がやってきています。そこで、あらためてわかりやすく放射能の知識をまとめました。

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放射線と放射能

放射能は放射線を出す能力のことを言います。

放射能を持つ物質を放射性物質と言います。放射性物質から放出される粒子や電磁波のことを放射線といいます。

例えば懐中電灯に例えると

「放射性物質」放射線を出す物質は懐中電灯

「放射線」は懐中電灯から出る「光」

「放射能」は電池(光を出す能力)にあたります。

さまざまな単位

放射線に関する単位にはベクレル・シーベルトなどがあります。

ベクレルは、放射能に注目した単位で、1秒間に原子核が崩壊する数を表す単位です。

物質の放射能の強さを表します。水道水や食品の検査の際にも使用されます。

使い方の例「肉や魚には放射性物質のカリウム40が1㎏あたり100ベクレル含まれます」

 

シーベルトは放射線を受ける側に注目した単位です。

人が受けた放射線の量を表したもので、体への影響度合いを測ります。

(1シーベルト=1000ミリシーベルト)

 

放射線の特徴

種類

放射線は物を透過する性質がありますが、放射線の種類によって透過するレベルも違います。簡単に止められる放射線ほど人体に与える影響は大きくなります。

アルファ線 ラジウム、プルトニウム、ウラニウム、ラドン、紙1枚でも止められる。健康被害は体内に摂取された(体内被曝)のみ
ベータ線 トリチウム、炭素14、燐32、ストロンチウム90などの特定の放射性物質 健康被害は体内に摂取された(体内被曝)のみ
ガンマ線 コバルト60、セシウム137 コバルト60のガンマ線はがんの放射線治療に広く利用
X線 ガンマ線と同じ特徴だが、発生の仕方が違う。レントゲン博士が見つけた
中性子線 ウラニウムやプルトニウムの核分裂により発生。実際原子爆弾の爆発に至る原子核の連鎖をおこすのは中性子線。

 

また、放射能は時間とともに減少します

放射能が時間とともに減少し、元々もっていた放射能が半分になるまでの時間のことを半減期と言います。

 

原子炉破壊による

放出される放射線

特徴 半減期
ヨウ素131 ベータ線とガンマ線を出す。甲状腺に集積。 8日間
セシウム137 強いベータ線を出す。特に筋肉・全身に集積する。30年で放射能は半減 30年
プルトニウム239 アルファ線(陽子2個+中性子2個)を出す。人体に摂取すると肺・骨に集積、肺がん・骨肉腫を発生。潜伏期間20年。 2.4万年
ストロンチウム90 強いベータ線を出す。骨に集積。 28.8年

被ばくと症状

日常生活では自然からの放射線以外にも、日常生活で様々な被ばくをします。

自然放射線による年間線量は世界平均で約2.4ミリシーベルト/年

日本における自然放射線平均は約1.5ミリシーベルト/年

外部被ばく量:約0.8ミリシーベルト

内部被ばく量:約0.7ミリシーベルト

外部被ばくとは体の外側から被ばくする場合で、内部被ばくとは体の内部に放射性物質が入ることをいいます。

 

日常生活の例としては

胃のX線集団検診0.6ミリシーベルト

東京―ニューヨーク航空機旅行 0.2ミリシーベルト

など、通常にも被ばくしています。

その中でも食物からは年間で0.29ミリシーベルト/年と言われていますので、こちらは一つの目安としてもらえるとよいでしょう。

また、食料品はベクレルで、体内被曝はシーベルトなので、換算するツールはコチラを参考にするとよいです。

ベクレル・シーベルト換算ツール

http://www.mikage.to/radiation/point_source.html

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まとめ

放射能に関しては目に見えないのでなぜか大丈夫だと思っている人も多くいると思います。また、情報が入ってこないこともその一つであり、自分から情報を得ようとしないと得られません。

現在のツイッターの情報ではこのような状況もあります。参考にしてもらって、今後の生き方を考えるきっかけにしましょう。

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