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2021年 新卒就職人気企業ランキングの結果は?
毎年恒例になりましたが2021年卒の学生3442名から調査された「新卒就職人気企業ランキング」が発表されました。(3月27日の楽天株式会社プレスリリースにて)
調査対象企業は600社。その中から志望する上位5社を選択します。選択の軸は
仕事内容
会社
雇用
社会的責任
採用活動
と、5つの志望理由を回答したものを集計しています。
栄えある総合第20位まではこちらです。
1位 | NTTデータ |
2位 | 味の素 |
3位 | 伊藤忠商事 |
4位 | 花王 |
5位 | 資生堂 |
6位 | 全日本空輸(ANA) |
7位 | サントリーホールディングス |
8位 | アサヒビール |
9位 | 集英社 |
10位 | 日本航空(JAL) |
11位 | 楽天 |
12位 | アクセンチュア |
13位 | ソニー |
14位 | ロッテ |
15位 | オリエンタルランド |
16位 | JTBグループ |
17位 | ソニーミュージックグループ |
18位 | 丸紅 |
19位 | コーセー |
20位 | ニトリ |
今年の文系の一位は伊藤忠商事、理系の一位はNTTデータでした。
1年前や10年前と比べて変化した部分
今年のランキングですが、去年の総合と比べると上位層はそこまで変わりませんが、
トップが食品業界の味の素からNTTデータのIT企業へ変わったというところは注目するところです。
やはり、今のIT時代を反映しているのでしょう。
また、商社の中では株価でも売上でも三菱商事が最も安定感がありますが、学生の人気は伊藤忠商事が例年上位を占めています。
人気の理由は挑戦し続ける社風や人柄などと回答されています。昔の判断だと「ステータス感」や、「知名度」などが選ぶ判断基準にもなっていましたが、現代の学生は昔よりも判断するポイントは明らかに変わってきているようです。
また、電通に関しては毎年人気でしたが、近年の労働環境の報道や働き方改革の点で、現代の働き方から逆行していることから圏外になってしまったと考えられます。
因みに、10年前のマイナビ調査では、
文系TOPはJTBグループ、理系TOPは味の素
で、上位には資生堂、ANAなどは現在と同様に見受けられますが、それ以外はほとんど違う業界や企業が占めています。
10年前からの時代の変化と業種の成長性が影響していることがとてもよくわかります。
今後の情勢を踏まえてランキングの変化を予想
10年前から昨年度、今年の流れを踏まえると今後も世界情勢が鍵になって人気企業が変わってくると予想されます。更に、今は新型コロナウィルスなど新しく発生した脅威などから、ガラッと応募企業が変わってくることが予想されます。
例えば、このタイミングでマスクが足りないため急遽マスクを生産できるシャープや、海外では人工呼吸器をGEやマクラーレンが生産している状況から、いざという時に強い会社も見えてきました。
また来年度は今年以上にIT企業も増えると考えられます。いち早く在宅ワークを発表したGMOは話題になりました。GMO以外でも、在宅ワークの導入や働き方改革など、より変化に柔軟に対応できる企業も注目です。
時代とともに企業も変わっていかなければ人材不足である現代の流れから逆行し、衰退していくことでしょう。
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ランキングはいかがでしたでしょうか。ランキングを見ることで日本の業界事情や未来が見えました。これから就職活動する学生は必見です。
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