トラヤカフェの歴史
銀座線・半蔵門線の青山一丁目の駅を青山ツインタワー直結の改札からでてすぐに左に曲がり道なりにいくとトラヤカフェが見えます。
サラリーマンやOLが行きかうこの地下外は食事処とカフェが何件もあるのですが、その中でも、外観がオシャレなトラヤカフェはひときわ目立っています。
トラヤカフェは、創業約500年、羊羹で有名な「とらや」が作ったカフェです。
このトラヤカフェは2003年にとらやの新たなブランドとして立ち上がりました。
「あん」を使って、様々な商品を作っていくことを考えて展開を始めたのです。
カフェメニューもさることながら、テイクアウトが出来るお土産が充実しているのもこのショップのよいところです。
その一つに、「あんペースト」がありますが、こちらに関してご紹介します。
トラヤカフェの「あんペースト」とは
この「あんペースト」は、当時の開発担当者が「あん」をもっと気軽に楽しんでほしいという思いから誕生しました。
ペースト状にすれば気軽に食べてもらえるのではないか、ということで、ペーストの開発に取り掛かりました。とらやの伝統を受け継いできた和菓子職人が携わって沢山の試行錯誤を繰り返した結果、「あん」だけではなく、その風味を引き立てるメープルシロップ、黒砂糖、食感をとろりとさせるための観点を加えて完成したのが「あんペースト」でした。
あんこは北海道十勝産の小豆を使用。カナダ産のメープルシロップなど、食材にもこだわりを持たせました。
職人の技の積み合わせがこのあんペーストを作り上げたのです。
イートインのメニューも珍しいあんだらけ
イートインのメニューはこちらの写真通りです。こちらでもあんペーストが入っているメニューも2つほどありました。
あんペーストカフェオレ¥650税抜
あんペースト抹茶オレ¥700税抜
です。また、33円であんペーストを増量することが可能です。
また、珍しいメニューとしては
あずき茶 ¥500 税抜
というのもあります。メニューの説明にはありませんが、小豆をゆでた時に出たゆで汁のことです。あずき茶はノンカフェインなので、妊婦さんや子供にもよいと言われていますね。
そこで、今回はアイスのあずき茶を飲んでみる事にしました。
出てきたあずき茶は色がボルドーで光に当てるととても綺麗です。
味は少し薄めの小豆の味と香りです。
このままでは甘くはないので、和三盆のシロップがついてきましたので、それを入れてみます。
入れたとたんに甘くておいしいあずき茶が完成しました。
普段私は甘い飲み物や砂糖を入れた飲み物が苦手なのですが、冷たくて和三盆の甘さがあずきにしっくりとくるので、とても飲みやすくなっています。
普段甘いものを飲まない方も、ぜひ試していただきたい美味しさです。
お土産にあんペースト
さて、お土産ですが、先ほどご紹介したあんペーストを母親にお土産として買って帰りました。あんペーストは3種類あるのですが、こしあんと小倉あん(粒あん)を、両方購入しました。
また、店頭限定であんペースト栗(9月中旬~11月下旬販売予定)もありましたので、気になる方は試してみてください。
白あんに和栗と洋栗のペーストを合わせ、はちみつを加えた商品になります。
(賞味期限180日、開封後は冷蔵にいれて1週間前後)
また、接待などのお土産にはあんペーストだけではなく、あずきとカカオのフォンダン(ショコラ)や、あずきとカカオのガトー(ショコラ)なども販売されています。
期間限定では和栗とチョコレートのフォンダン(ショコラ)もありますので、一緒に詰め合わせてもよいかもしれません。こちらは一切れ400円~450円で、賞味期限は栗以外製造から21日です。(栗は製造から14日)
製品情報
あんペースト[こしあん・小倉あん] S:600円税抜 M:1000円税抜
あんペースト[白ごまときな粉] S:800円税抜 M:1200円税抜
あんペースト[栗] S:800円(期間限定9月~11月)
賞味期限:製造から180日
あんペーストの食べ方
食べ方の例ですが、トーストの上にのせて食べるのが通常の食べ方のようです。
名古屋の小倉トーストのイメージでしょうか?生クリームを一緒にのせても美味しいかもしれませんね。
その他にも、クロワッサンに挟んだり、アイスクリームと一緒に食べたり、スイートポテトにのせたり、ヨーグルトに入れたり、グラノーラに混ぜたり、ミルクに入れたり、
という食べ方があります。
個人的にはあんこといえばお餅なので、白玉粉を購入して、お団子と一緒に週末のおやつにしようと考えていて楽しみです。
お店情報:トラヤカフェ青山店
平日11時~19時半(L.O)
土曜11時~17時半(L.O)
定休日:日・祝日・年末年始
その他店舗:トラヤカフェ・あんスタンド新宿店・銀座店・北青山店